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Peace Music は、自分たちの方法で基地問題への意思表示が出来ないかという思いで「Peace Music Festa! 辺野古」を開催しました。開催時期は「2006年3月の米軍再編最終合意」の前にという実行委員会の思いから、直前の2006年2月19日に。また、開催場所は米軍再編で揺れる米軍新基地の建設予定地である沖縄県名護市辺野古(へのこ)の浜にしました。既にある米軍基地キャンプシュワブとの境界線の有刺鉄線が張られているビーチです。
出演アーティストは沖縄のレゲエアーティストを中心に、県外からもゲストを迎え開催する事が出来ました。これは職業・年齢・出身地・地域・音楽の趣味などを超えた、沢山の人たちの協力のもとになし得た事でした。同じ思いをもつ沢山の繋がりが生まれました。
前述しましたが、Peace Music Festa! 辺野古は、職業・年齢・出身地・地域・音楽の趣味などを超えた、沢山の人たちの協力のもとになし得た事でした。
多くの方が「辺野古で野外イベントをやりたい」の一言で「俺に何が出来る?」と即答してくれました。複雑な基地問題と沖縄の現状の中、難しい立場の人たちも最大限の協力をして頂きました。
ご協力頂いた皆さん、本当にありがとうございました。
また、ご迷惑をおかけしてしまった方々もいらっしゃいます。準備や開催、片付け、アフターケアなどを通して様々な勉強をさせて頂きました。なかなか完璧には出来ないかと思いますが、こういった事を一つ一つ次に活かせるよう、考えております。引き続き、ご支援をよろしくお願い致します。
このイベントの発足を機会に、多くの人と基地問題に関して意見交換ができるようになり、またより向き合えるようになったと感じています。
■ 来場者数
小さなお子様からお年寄りまで約700名!
■ 収支
残念ながら運営費を上回る売上げには至らず、入場料からの寄付金は捻出が出来ませんでした。
■ 寄付
物販ブース(ジュゴングッズ)からの売上げの一部、7185円は「命を守る会」(辺野古のおじーおばーの基地反対運動団体)への寄付と致しました。
■ 署名
会場で278名の方に署名頂きました。
<署名の文面> 私たちは平成18年2月19日に沖縄の辺野古に集まり、ピースミュージックフェスタ!辺野古に参加しました。今後もこの美しいジュゴンが棲む海で、戦争の為の基地ではなく今日のように楽しい音楽祭や静かな海を楽しめる日々が、変わる事なく続く事を願います。そして言うまでもなく戦争の為の基地建設は反対です。
■ 日時 2006年2月19日(土)
■ 場所 辺野古ビーチ
名護市辺野古の米軍基地キャンプシュワブに隣接したビーチ。会場には米軍との境界線の有刺鉄線がある。
■ 時間 午後2時〜午後9時
■ 入場料 前売/1,000円 当日/1,500円
フライヤーに描かれているイルカのような動物はジュゴンです。人魚の伝説のモデルともなった動物です。
沖縄の辺野古の海はジュゴンが生息している豊かな海です。沖縄にはジュゴンの事を歌った島唄もあります。
辺野古周辺の海域がジュゴンの生息の北限との事ですが、すでに50頭未満となっていると見られ、日本哺乳類学会のレッドリストや水産庁のレッドデータブックでも「絶滅危惧種」となっています。また2000年の国際自然保護連合(IUCN)総会で、「沖縄のジュゴンとノグチゲラとヤンバルクイナの保護」という決議も採択されています。
日頃のご支援ありがとうございます。
ピースミュージックにとりまして、今後の大小様々な活動を続けて行くにあたり、引き続きご寄付を頂けると大変助かります。
もしよろしければ、ご寄付を宜しくお願い致します。